前座とは、落語家に弟子入りした見習い中の弟子が寄席の雑用全般をすることで、その仕事は楽屋でのお茶くみや寄席で使用するマイクのセッティングや小道具、着物の管理など様々で、寄席の最初の一席に出されることもあるが勉強のための出演であるため、出演料は支払われない。しかし、小遣いやご祝儀が貰えるため、収入にはなる。
弟子の場合、師匠と生活を共にしているため生活費はかからず小遣いはなくてもやっていけるが、前座での収入は意外にも大きく、プロの落語家の下っ端の出演料よりも多いことがある。そのため、昇進を嫌がるものもいて、そのような落語家を『へたり』と呼ぶ。